600個のアプリ開発者からの教訓「アプリ開発に時間もお金もかけてはいけない」

toochillのアプリ開発戦略
toochillのアプリ開発戦略

世界で成功をおさめている海外のアプリ開発会社の、独特な開発手法を紹介します。

今回紹介するのは海外のゲーム開発会社「Toochill Games」です。

代表アプリは「TC Casino」というカジノアプリ。

同社は、今までに600以上のアプリをリリースし、合計1500万ダウンロード、アクティブユーザ数は60万という大成功をおさめています。

その成功の秘訣が、ちょっと変わったアプリ開発戦略にあるようなのでご紹介します。

引用元サイト

同社のHayward-Mayhew氏曰く、初めから成功した訳ではありませんでした。

プログラミングが出来ない彼は、フリーランサーのプログラマーを雇い、いくつものアプリを開発してはリリースし、あまり売れず、かさんだ開発費分損をする、という悪循環を繰り返すにつれ、いかにお金と時間をかけず大量のアプリをリリースするか、アプリ開発の効率化を考えるようになったようです。

既存アプリをre-skinningして再リリース

彼がとった戦略は、スペシャルなアプリ1つを作るよりも、既存のアプリの一部をカスタマイズし、re-skinningしたアプリを数多くリリースするというものでした。

例えば、歯医者ゲームが一時的に流行った時は、それを時間をかけて一から開発せず、既存アプリを”歯医者ゲーム仕様”にカスタマイズして即座にリリースする、といった具合にです。

既存アプリのリソースが600個あれば、たいていのアプリはカスタマイズで出来てしまいますね。

またカスタマイズする際は、必ずターゲット顧客を設定し、そのターゲット向けのニッチな分野に特化したアプリにすることも大事だそうです。

開発費用に関してもこうアドバイスしています。

開発者への支払いは時間払いではなく最初に決めた固定額で通せ!

開発に遅延は付きもの。

ある程度までの追加費用は捻出せざるを得ませんが、開発者の言い値でかかった時間全てに対してお金を払う必要はありません。

開発者の言い分を全て聞いてしまい、最初の見積もりの3倍の開発費を請求されたこともあるそうです。

決して開発費をかけ過ぎてはいけないということです。

彼はアプリ開発の極意をこうまとめています。

1)何が流行っているかアプリ以外の流行に目を光らせろ!

2)開発にお金をかけ過ぎるな

3)マーケティングは徹底的に!Appstore内の情報をくまなく注視せよ!

なるほど、時間とお金と、マト外れなマーケティングばかりしている、一部の開発会社には耳が痛い教訓です。

アプリ開発者の私自身としては、プログラマーへの開発費削減問題は容認し難い部分はありますが、既存リソースを有効活用したre-skinning手法は参考になりそうです。

Share This Post

Post Comment